オフィシャルテキストは、どこまでがB級??
貿易実務検定B級、A級の受験者さん、お疲れ様です。
C級の合格からテキストが新しくなり、「さぁ、やるぞ!」
とやる気満々でしょうか( `ー´)ノ
そんな時に寄せられた学習者さんからの声
「どこまでがB級の範囲でしょうか?」
公式サイトの「各級の科目と出題傾向」はご覧になりましたか?
A級は当然全範囲として、確かに大まかな部分については記載がありますが分かりにくいかもしれません。
まず、B級とA級でハッキリ違うと言える点は、
B級は選択式の解答のみ
A級は選択式の他、記述(書類作成や英文レター)と計算も含まれるということですね。
ということで、下記に私なりのテキストの級別試験範囲を書き出してみました。
参考にしていただく際に、1つお願いがあります。
自分で過去問を解き、テキストとしっかり向き合って「ここは範囲だな。」と
自分なりに範囲を意識して学習に励むように努力をしてみて下さい。
丁寧に取り組むことにより、後のA級試験や他の学習にもその姿勢は活かされるでしょう。
簡単に得た情報や知識は失いやすく、自ら調べたものは財産となります。
貿易資格の講師としてはまだまだ未熟ですが、
15年以上家庭教師をしてきた私なりの「成長に必要な要素」の考えです。
貿易の資格に限らず、多方面に皆さんの力になりますように(^^)
※下記のページ数は、「貿易実務アドバンストマニュアル第3版」のものです。
貿易実務範囲
B級
・第1~8章は全て読みましょう(特にP93、P120の図表5-5、P184は確実にしましょう)
・第9章はp202~207、P252~257は読めるように。(P262~263のテストは取り組みましょう)
・下記、A級のポイントは範囲外です。(ただし、P55~56のルート名は把握して下さい)
A級
・テキスト全範囲と第9章は別冊の演習テキストで書類作成を徹底しましょう。
・P47、50~53は計算できるようにしておきましょう。
・P55~56のルートや主要都市の位置を把握しておきましょう(白地図をダウンロードできるようにしていますので、学習にご活用下さい)
・P91~100のチェックポイントは、ディスクレ発見要素です。書類作成に係ることもあります。
・P151の計算は課税価格、関税額、消費税額、地方消費税額まで計算できるようにしましょう。
・P168~169
・P189
・P281の③の計算
貿易マーケティング
B級
・第10章の基本的な知識全て(ただし、A級のポイントを除く)
A級
・P373(C)移転価格税制~P375の過小資本税制は特に記述や空欄補充できるように。
貿易実務英語
B級
・過去問を何度も解くことによって対策可能
A級
・英語力に自信があまりない方は、B級の過去問から取り組むことをおすすめします。
・後半の選択問題や空欄補充は、実務の知識が無いと解けないので、テキストや演習テキストの前半部分を熟読しましょう。
これらの記載事項はあくまで個人の考えであり、出題を確約するものではありません。
その旨どうぞご理解頂きますようお願い申し上げます。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの合格を願っております☺