貿易実務検定A級を目指す皆さん!
勉強開始は春からですか?夏からですか?
いずれにしても、少しまだスタートまでに時間がありますので、
準備運動はいかがでしょうか(^^)
なんといってもA級試験は「年に1回!」
バシッと決めたいですよね。
B級で学習したことも復習しつつ、新たに色濃く登場するのが
「信用状統一規則」
通関士試験等で少しでも堅い言葉遣い(表現)に触れているとまだマシですが、
そうであってもこの分野は眠気に襲われる可能性があります(-_-;)
こちらは輸出入について、銀行を介す場合の国際ルールです。
誰が、誰に、いつ、どのように支払う義務があるか、等の細かな決まりを学習します。
この様な内容がA級には出題されます。
また、記述式の問題ではこの内容に沿った解答を求められることもあります。
アドバンスドテキストにはあまり記載は無く、
演習テキストの方に記載がありますので、
アドバンスドテキストだけで合格を狙うことはおすすめできません。
演習テキストは書類作成にも対応しているので必需品です。
ただ、少し大きいので持ち運びには適していません。
「通勤中や学校でも勉強したい!」
という方にはこちらのテキストをおすすめします。
➀銀行業務検定試験 公式テキスト「外国為替3級」 写真左側
定価2,300円+税
この中に信用状統一規則について詳細に記載があります。
約300ページ弱とボリュームがありますが、その分だけ内容が充実しています。
A級には不要な箇所も当然ありますが、まずはA級の問題やテキストに取組み、
必要に応じてこのテキストを参照されると良いでしょう。
こちらは「銀行目線」の検定試験の書籍ですので、
貿易実務検定の解答方法とは少し異なる部分もありますが、
体系的に理解するには良い一冊です。
為替手形についてもしっかり記載がありますので、より理解を深める助けになります。
※(2級はテキストがありません。3級で問題ありません。)
また、古い年のものでも、「UCP600」に対応していれば良いです。
インコタームズと同様に、UCP(信用状統一規則)も改定があります。
②日本経済新聞出版社 外国為替の実務 第11版 写真右側
定価1,000円+税
新しい書籍ではありませんが、A級合格に必要な信用状の情報が満載です。
手のひらサイズのコンパクトさが持ち運びに便利です。
UCP500からどのように変化したのかを記載してくれています。
ネッティングや取引の電子化などについても記載されています。
こちらの方が価格が安いので、とっかかりにはこちらでも良いと思います。
前述しましたが少し古いので(11版は2008年)、書店に無いかもしれません。
その場合はネット等で探してみるのも1つの方法です。
本格的に学習を開始する前に、用語の定義だけでも予習すると入りやすいです。
私は7月から恩師の指導の下、学習を開始しましたが、
体感はギリギリというところです。
「もっと英語力を上げるべきだった」という反省点もありました。
マーケティングの学習にも十分な時間の確保が必要となりますので、
毎度申し上げますが、「時間の逆算」を意識して進んでいきましょう(^^)
この記事を読んで下さる方から「合格したよ!!」という声を頂けるように、
これからも順番に更新して参ります。
合格したあとには、貿易アドバイザー試験の道にも繋がりますよ!
頑張りましょう( `ー´)ノ