先日、専門学校の研修で大阪税関を訪問させて頂きました。
主な研修内容は、以下の通りです。
・勤務体制(シフト例)
・水際の取締り
今回は学生の注目度が高かった「シフト勤務」と「水際の取締り」をご覧いただこうと思います。
まず、税関職員の当直勤務のシフト例をご覧下さい。
税関職員のお仕事には夜勤も含まれるため、休日はバラバラではありますが、
この例からも分かるように休日の日数もしっかりと確保されていることが分かります。
仕事も休日もバランスよく日々を過ごすことは、重要ですね。
次に、輸入禁止品やワシントン条約について、展示室にお邪魔させて頂きました。
↑ 通関士試験、貿易実務検定を勉強されている方にはお馴染みの「知的財産侵害物品」ですね。
実際に差止めされた、
↑ そして、これらは「ワシントン条約」該当物品です。
日本では年間500件以上の野生生物の違法な輸出入を水際で取り締まっています。
↑ 最後に、実際にあった麻薬の発見場所についてご紹介します。
ご覧の通り、
最近では
これらの発見に一役買っているのが麻薬探知犬です。
↑ 麻薬探知犬は、「ダミー」と呼ばれる麻薬の匂いを付けたタオルを遊び道具として訓練をしています。
そのタオルを取ってきたり、見つけることで褒められて喜び、発見を遊びのように認識しているようです。
ちなみに、農林水産省管轄の検疫犬はビーグルが多く活躍しています。
興味のある方は農林水産省の「BUZZ MAFF」ページ、またはYouTubeチャンネルの「BUZZ MAFF」チャンネルをご確認下さい。
検疫所の仕事について楽しく知ることができますよ。
今回の見学は感染症予防でしばらく実施できなかった企業等訪問がようやく再開したもので、
教科書ばかりの学習で我慢を強いられた学生たちには良い機会だったと思います。
これから勉強をする方の参考にもなれば嬉しく思います。
またこういった機会で写真などの使用許可が下りれば記事を作りたいと思います。